猫背の人は腹筋をしてはいけない!?腹筋が必要な人と不要な人とは?
あなたに腹筋運動は必要??
皆さんこんにちは。鳥取メディカル整体院です。
突然ですが皆さんは腹筋運動が出来ますか??
当院に来られるお客様で腹筋が1回も出来ないという人はすごく多いです。
しかも大体の方が、1回も出来ないとは思っていなかったとの事。
知らない内に腹筋の筋力は低下するんです。
そして体幹を鍛える、といえば腹筋運動というイメージを持っている方も多いと思います。
確かに腹筋を鍛えることは大切です。
しかし、腹筋は姿勢を整えるという意味で言うと最優先に鍛えるべき筋肉ではありません。
本当にあなたにとって1番必要な筋力は腹筋でしょうか??
今回は腹筋の特徴と腹筋運動を優先すべき人、優先しなくて良い人について解説していきます。
①腹筋とは??
皆さんが一般的にイメージされている腹筋の正式名称は腹直筋と言います。
最近ではシックスパックという呼び方で指す事が多くなっており、骨盤から肋骨についている筋肉です。
この筋肉はお腹周りにある筋肉の中で1番表面に位置している筋肉です。
腹直筋が割れているとかっこいいですよね!
腹直筋の働きとしては身体を曲げる作用があります。
つまり皆さんがイメージする腹筋運動のように、身体を丸める時に腹直筋は働きます。
②体幹が弱いから腹筋??
皆さんは体幹が弱いというと、どのようなイメージをしますか?
姿勢が悪い?
バランスが悪い?
ぽっこりお腹?
確かにどれも体幹が弱そうなイメージですよね。
しかし、体幹といっても筋肉はたくさんあり、働き方もそれぞれ違います。
例えば・・・
姿勢が悪いといえば猫背があります。
猫背の原因として体幹の弱さはあります。
しかし、先ほども述べたように腹筋運動は身体を丸める運動です。
猫背で元々身体が丸くなっている人が腹筋運動を行うと余計に猫背になります。
したがって、猫背の人は積極的に腹筋運動を行う必要はないという結論になります。
逆にスポーツ選手でコンタクトスポーツ(サッカー、ラグビー等)をされている方は腹直筋を鍛えることは相手からのタックルなどに耐える筋力が必要な為積極的に行う必要があります。
サッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウド選手は腹筋運動を週に3~4日、1000回くらい行っているそうです。
このように目的によって腹筋運動を必要とするかどうかは個人個人で全く異なります。
③姿勢が悪い人は何をしたらいいの??
腹筋運動ではなくて何をしたらいいのでしょうか。
まず姿勢を改善すると言う意味では代表的な筋肉が腹横筋という筋肉です。
腹横筋はお腹周りをグルッと1周覆っている筋肉で、コルセットの役割をしています。
この筋肉が働くことで腰の安定性と良い姿勢をキープすることができます。
したがって姿勢が悪い人、腰が痛い人はまず腹横筋の強化を行い、姿勢や痛みを改善させることが最優先になります。
それらが改善すれば、腹筋運動を行っていくとより効率的な運動メニューになります。
いかがだったでしょうか?
腹筋運動は昔から体幹運動の代表的な運動だったので、今でも体幹=腹筋と認識されていることが多いです。
しかし、体幹といっても筋肉はたくさんあるので、個人に合わせた運動メニューで行っていくことが何より重要です。
自分にはどんな運動が合っているの?とお困りの方は是非鳥取メディカル整体院へご連絡ください。