腰痛で筋肉を鍛えるのは間違いだった!?
腰痛は筋肉を鍛えろ!は間違い!?
みなさんこんにちは。鳥取メディカル整体院です。
慢性的な腰痛を改善するには、予防が大切だとよく耳にすると思いますが今回は予防の必要性についてお話させていただきます。
厚生労働省の調べによると、慢性腰痛は、実に国民の90%の人が一度は頭を抱える問題となっています。
腰痛の原因
まず、慢性的な腰痛がおきる原因は大きく二つあります。
①不良姿勢
②体の柔軟性低下
まずは、①不良姿勢の関係についてお話していきます。
姿勢とは一体何でしょうか?
・寝ている時の姿勢?
・座っている時の姿勢?
・立っている時の姿勢?
みなさんはこのような場合を思い描くのではないでしょうか?
もちろん正解です。
しかし、姿勢ってこれだけではありません。
・歩く時の姿勢
・走る時の姿勢
・ゴルフスイングのフォーム
・野球のピッチングフォーム
実は、これらも連続した姿勢の延長なのです。
これらに一貫して言えることは、動作姿勢が美しい人は静止姿勢が美しいということです。
例えば、モデルでも活躍されている田中みな実さん、メジャーリーグでも活躍している大谷翔平選手の立ち姿は果たして猫背でしょうか。
全ての運動は、姿勢と動作の繰り返しによって作られています。
モデルが歩くという運動においても、立つ(姿勢)→歩行(動作)→止まる(姿勢)
野球選手なら、構える(姿勢)→振りかぶる(動作)→ワインドアップ(姿勢)→投げる(動作)→投げ終わり(姿勢)
というように姿勢と動作の繰り返しで一つの運動は構成されています。
お分かりですか?
何が言いたいかといいますと、全ての運動の始まりと終わりは姿勢であるということです!!
スタート地点、中継地点、ゴール地点の姿勢がめちゃくちゃなら・・・・
いいパフォーマンスなんかできませんよね。
そして何より、本来の体の使い方とは違う動きをしないといけないので、体を痛める原因になりかねません。
良い姿勢から良い動作は作られ、良い運動を生むということなんです。
不良姿勢と筋肉の関係
では、良姿勢と不良姿勢の違いは何なのでしょうか?
それが筋力の違いです!!
筋力といっても、ボディービルダーのような筋肉の量のことではありません。どこの筋肉を使っているかということです。
もっと言うと、インナーマッスルをしっかりと使えているかということです。
地球に住んでいる以上、私たちの身体は常に重力にさらされています。
歩くと言うことを一つとっても、歩くときに体にかかる衝撃は、約1.5倍かかると言われています。(60kgの人で言うと100kg近くの衝撃です)
さらには、ジョギングなら約3倍、ジャンプなら6倍もの衝撃がかかると言われています。
しかし、私たちは、何気なく歩いたり、走ったりしてますよね?
私たちの身体は、こういった衝撃を和らげる機能がたくさんついています。
その一つがインナーマッスルの働きです。
インナーマッスルは骨を繋ぎ固め土台を作ってくれる筋肉です。
これがしっかりと機能しなくなると、土台がぐらつくことが想像できると思います。それが不良姿勢の状態です。
すると、衝撃吸収、緩和の機能が低下しさまざまな歪みが生じた結果、腰痛という症状が出てくるということになります。
腰痛と柔軟性
ここまで話を聞いてもらって「よし!筋トレをしよう」と思った方。
ちょっと待ってください!
実は筋トレだけでは不十分です。
ここでもう一つの要素、体の柔軟性が必要となってきます。
これは、不良姿勢の原因の一つにもなりますが、筋肉が硬すぎると不良姿勢の原因や腰痛の原因となってしまいます。
筋トレマシンで鍛える筋肉は、アウターマッスルがほとんどですがアウターマッスルは瞬発力に優れており力がかなり強い筋肉です。
しかし、強いが故に、姿勢保持の観点からは色々な弊害を引き起こしてしまします。
筋肉を鍛えてつけることは良いことですが、しっかりとケアを行って柔軟な筋肉にすることを心がけましょう!
せっかく、鍛え上げて作った筋肉ですので、しっかりと柔軟性もケアもしながら可愛がってあげてください(笑)
せっかく始めた腰痛予防の体操で腰を痛めた・・・
このような方もたくさん来院されています。
自分の姿勢と向き合い、必要な筋肉を鍛えていきましょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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第2希望までお考えいただけますようよろしくお願い申し上げます。
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